今ハウスメーカーで家を建てる理由とは?

一般の人が家を建てる場合に考えられる依頼先は、ハウスメーカーや、工務店、建築家があります。

その中で今最も注目されているのが、ハウスメーカーです。ハウスメーカーは前からあるし知名度も高いのに、なぜ今でも注目されているのでしょうか。

その最も大きな理由は耐震性の高さと、アフターサービスの良さです。ハウスメーカーは科学の研究開発費を費やしており、最新の建築技術や耐震性を持った家を建てるので最適な住宅会社なのです。

もう忘れ去られているかもしれませんが、三陸沖で発生した国内観測史上最大であったマグニチュード9.0の東日本大震災があります。

東北地方を中心に沿岸部に甚大な被害を及ぼしました。

東北地方だけでなく、関東地方でも、全壊して倒壊した家も多く、外から見ただけでは被害がなかったような家でも、基礎が崩れたりして非常に危険な状態になっている家がたくさん発生しました。

また家の被害がない場合でも、強烈な揺れを感じ、棚から物が落ちて割れてしまったと言う話をよく聞きました。

上から物が落ちてきてそれが頭などの体に当たり怪我をしたと言う事例もたくさん発生しています。

この巨大な地震を経験した私たちが考えたのは、家を建てるときには耐震性がとても重要だということです。

日本の建築基準法では新耐震設計基準が設けられ、どんな家でも震度5程度ではびくともせず建物側上は受けることがありません。震度6強では建物破損があっても崩れないと言う最低基準が定められています。

ハウスメーカーではこの建築基準法の基準を大きく上回る耐震性を実現している会社が多く、中には鉄筋コンクリート造の家を建てることを得意としているハウスメーカーもあり災害に強い家を建てるならハウスメーカーがいいということがたくさんの人に認知され始めてきています。

工務店や建築事務所では、規模のメリットが働かないためにそこまで高くの研究開発費を費やすことができないし、最先端の耐震技術を開発することも難しいのが現実なのです。

もちろん小規模な工務店や建築事務所に依頼することもたくさんのメリットがあるのですが、耐震性能と言うことに関して言えばハウスメーカーで注文するのが比較的良いというのが結論になります。

日本の気候と住まいを知ろう

本来であれば家を建てるときには、その土地に応じた家を建てることが必要で、気候や風土などに応じて様々に変化させながら建てなければなりません

そのためには日本の風土や気候、それからまた自分が建てようとしている家の土地の気候や風土等について詳しく知る必要があります。

日本は小さい国のように見えて、実はかなり縦に長い形をしています。

日本はそのために亜寒帯から亜熱帯に属し、日本列島のど真ん中に山脈が位置するために、各地域ごとにさまざまな気候や風土が異なって存在しています。

私たちの祖先は、これらの地域の特色を生かして高温多湿の気候に合わせた風通しの良い住環境を作ってきました。

日本の住まいづくりの大きな特徴の1つとして、外部と内部の境界である開口部が曖昧な空間として作られるというものがあります。

例えば欧米の考え方と違う点の1つとして、間戸は外と内の空間を仕切る間の戸と言う意味であり、欧米の外と内の風穴が窓と言う考え方とは大きく異なります。

日本の間戸は一部を解放することで、限られた狭い空間にも広がりを持たせることで、機能を限定しない多用途な空間を作り出しています。

自然と仲良く折り合いをつけながら共生して生きていくことを大切にしてきたのが日本の住まいなのです。

夏の蒸し暑さに対処するなら、風通しの良い開放的な空間を広くとり、冬の寒さをしのぐには閉鎖的な空間を広く取ることで快適な住まいを作ることができます。

解放することと閉鎖することの両極端な考え方が四季の変化で衝突しますが、この矛盾するポイントをいかに工夫するかが日本の住まいのデザインのポイントとなります。

最近の家は、南側の開口部を大きく取り、北側の開口部を小さくするということが一般的になっていますが、各地域に応じた気候の特性に合っておらず本当は最適な住まいとは言えません。

地域の気候に合わせて風通しを良くしたり、北側の採光を考えれば、開口部をより大きくしたりする事で、機能性やデザイン性を持たせたりすることができるのです。

新築やリフォームの際には、一度自分が住む地域の気候や風土、自然環境、地域特性などを考えてその特色を生かした住まいづくりを検討してみてください。

全国展開している大手ハウスメーカーの場合は、コスト削減のために北海道を除いて各地域の気候を無視した均一なプランを提案しがちです。

各地域の気候や風土などの特色をしっかりと理解しているハウスメーカーを選ぶ事が大切ですし、場合によっては、地域の工務店の方がその点は深く理解していることもあるでしょう。

ハウスメーカー選びや工務店選びで家の良し悪しが決まると言われています(参考:ハウスメーカーの選び方)ので、注意しましょう。

これから建てる家のストーリーを考える

理想の家を建てるためには、心地よい空間のイメージや自分好みの素材感などを言葉で具体的に表してみることです。一番手っ取り早いのが夫婦や家族でお互いに、自分の理想とする家を言葉に出して話して見ることです。

「俺は、小さくてもいいからどうしても自分の書斎が欲しい。」「自分も小さくてもいいから絶対に自分だけの部屋が欲しい。」など。

具体的に言葉にしてみることで、イメージがより具体的なものに変わってきて、出来上がりの家を実感することができ、それを図面に少しずつ落とし込んで行けるようになります。

これは、設計士などのものづくりに携わる人たちの間でもよく使われる方法なので、ぜひ真似して参考にしてみてください。

話の前後関係や矛盾は一切きにする必要はありません。その時に思ったこと、感じたことをどんどん口に出して行くのです。できれば、それを誰かがメモに残しておくとよいでしょう。

同時に雑誌やインターネットで集めてきた理想とする家や間取り、内装などの写真をスクラップしておいて、自分の大好きな理想とする家の素材集を作っていきましょう。

家に限らず、街を歩いていて素敵だなと思った風景や小物、デザインなどがあれば、写真に撮って保存しておくとよいでしょう。

家を作るには、ストーリーを考えるとうまくいくことが多いです。

4LDKの家にしたいとか和室が欲しいという、ことではなくて、そこで暮らす生活を言葉にしてみるのです。

「休日は家族みんなが集まって楽しくすごせる空間にしたい。」とか「子供との距離が近くてコミュニケーションが取りやすい家にしたい。」などです。

そういうストーリーをどんどん書き出していけば、自然とどのような家を作ればいいのかが決まって行きます。

自分たちの家族の想いをストーリーにして言葉に出して表現し、それをどんどんメモしていくことで、理想の家の骨組みが少しずつ出来上がっていきます。

このストーリーを参考にすれば、プランニングに迷った時も、迷わずにすぐに答えをみつける事ができるようになります。